METAL ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン【レビュー】

2021年12月29日に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン』のレビューです。

一般販売で、価格は14,300円(税込)になります。

ビルバインは、テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場する可変式のオーラバトラーで、作中の中盤に主人公の『ショウ・ザマ』が、それまで搭乗していた『ダンバイン』から乗り換えて搭乗する機体となります。

可変機構を持つ唯一のオーラバトラーで、人型から猛禽類を思わせるシルエットの『ウイング・キャリバー形態』への変形が可能となっています。

本商品では一部差し替えでウイング・キャリバー形態への変形が可能となっています。

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それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面はMETAL ROBOT魂の箱らしい箔押しの文字色に、変形後やアクションポーズを決めた製品画像が載っています。
裏面は機体の説明に、ギミックやオプション、ダイキャスト製金属パーツや塗装についての説明が記載されています。

続いて本体以外の付属品を見ていきます。

武装一式に交換用手首、羽や変形時に使用するパーツ、エフェクトなどが付属しています。
台座には機体名が金の箔押しでプリントされています。
  • 交換用手首 × 6 ※開き手首(左/右2種)、武器用手首(左/右2種)
  • ウイング × 2
  • 羽 × 2
  • オーラ・ソード × 1
  • 鞘 × 1
  • 剣ジョイント × 1
  • ハイパーオーラ斬りエフェクト × 1
  • オーラ・ソード・ライフル × 1
  • ライフルエフェクト × 1
  • ショット・クローワイヤー(長/短) × 各1
  • 手首蓋 × 2(左/右)
  • 交換用胴体蓋 × 1
  • オーラ・キャノン固定ジョイント × 1
  • 脚部固定ジョイント × 1
  • ライフルジョイント × 1
  • 支柱(大/小) × 各1
  • 台座 × 1

続いて本体を見ていきます。

過去に発売された ROBOT魂のビルバインからプロポーションが一新されて、よりスタイリッシュになっています。
ウイングや羽はクリアパーツとなっており、羽に関しては実物の昆虫の羽のようなリアルな造形になっています。
爪状の足となっていますが、接地は良好で自立も問題ありません。
ダイキャスト製パーツの比率が高く、かなりずっしりとした重みがあります。
頭部は小さいですが、綺麗に塗装の塗分けがされています。
肩アーマーなど、赤の部分はメタリックレッドで塗装されています。
爪状の部分はゴールドメッキで塗装されています。
コックピットのキャノピーや前面のカバーはクリアパーツとなっています。
白い部分はパール仕上げとなっており、ROBOT魂版と比べて豪華な印象を受けます。
足首付近のスラスターも別パーツで造形されています。
背部のオーラ・キャノンはロック機構はないので、位置がすぐにずれてしまいます。
ウイングや羽を取り付ける際は、先端が尖っているので怪我に注意です。
オーラ・コンバーターにはオーラ・ソードの鞘やオーラ・ソード・ライフルを取り付けるための接続穴があります。

続いて本体の可動とギミックを見ていきます。

頭部はボールジョイントで可動。
上腕部は軸で回転させることができ、肘も軸で回転可能で、引き出すことにより90度以上曲げることができます。
手首はボールジョイントになっています。
腕部の付け根はボールジョイントとなっており、引き出し機構はありませんが可動範囲は広いです。
上半身の付け根はボールジョイントとなっていますが、形状的に大きく左右に回転させたり捻ったりすることはできません。
変形の都合上、上半身を大きく後ろに反らせることができます。
太ももとは大きく持ち上げることができ、膝も90度以上曲げることができます。
足の爪は全て独立して可動することが可能です。
脚部の付け根は軸で、大きく足を開くことができます。
足首は引き出し機構があるので、見た目に反して接地は良好です。
オーラ・コンバーター、ウイング、羽の付け根はボールジョイントで可動します。
オーラ・コンバーターとウイングには中折れする可動箇所があります。
コックピット前面のカバーを開くことで、コックピットのキャノピーを開くことできます。
腕部の『ワイヤー付連装ショット・クロー』はスイングが可能となっています。
オーラ・キャノンのジョイントは2ヵ所の可動軸により、回転とスイングが可能となっています。

続いて付属の武装を見ていきます。

『オーラ・ソード』
実際の剣のように、光沢のある塗装が施されています。
派手な造形の『ハイパーオーラ斬り』のエフェクトパーツは、オーラ・ソードに被せるようにして取り付けます。
『オーラ・ソード・ライフル』
ライフルモードからソードモードへの変形が可能となっています。
ソードモード時のエネルギー刃のエフェクトパーツが付属します。

続いて武装を取り付けた状態を見ていきます。

武器を持たせる専用の手首があるので、しっかりと保持することができます。
オーラ・ソードはオーラ・コンバーターに取り付けた鞘に納めることができます。
オーラ・ソードを収める鞘はボールジョイントで接続されているので、自由に角度を変えることができます。
オーラ・ソード・ライフルには、ソードモードでは別にある専用の手首を使用します。

続いてウイング・キャリバー形態への変形を見ていきます。

まずは手首を外し、交換用の手首蓋パーツと差し替えます。
コクピット前面のカバーを開き、コクピットを持ち上げ上半身を反らせます。
反らせたことで出来た腹部の隙間に、交換用胴体蓋パーツを差し込みます。
上半身の位置を戻しながら、胴体蓋パーツのジョイントをコクピット裏の接続穴に差し込みます。
腕の位置を調整して画像のようにします。
頭部を押し込みながらコクピットを持ち上げます。
オーラ・キャノンを持ち上げて、腰部にジョイントを取り付けます。
ジョイントを使用して、オーラ・キャノンを固定します。
膝を90度ほど曲げます。
膝関節のパーツを引き出します。
うまく膝関節を曲げながら画像の状態にします。
足先の爪を全て内側に曲げます。
もう片方の脚部も同じように変形させ、両脚をジョイントで固定します。
オーラ・コンバーターの接続基部をスライドさせ、ウイングと羽の位置を調整します。
オーラ・ショット・ライフルにジョイントを取り付け、オーラ・コンバーターの接続穴に差し込みます。
『ウイング・キャリバー』形態
変形完了です。一部パーツの差し替えが必要となりますが、猛禽類を思わせるフォルムがしっかりと再現できています。
個体差はあると思いますが、筆者のものは脚部を固定するジョイントの接続穴が合わず、やすりで削ってどうにか取り付けることができました。
オーラ・キャノンや脚部は専用のジョイントで固定されますが、それ以外の箇所は特にロック機構はありません。
腹部の胴体蓋パーツに接続穴があるので、専用の台座や別売りの魂STAGE を使用してディスプレイすることができます。
ロック機構があるわけではないので、遊んでいるとすぐにフォルムが崩れてしまいます。
脚部はダイキャストの比率が高く重いので、筆者のものは脚部が徐々に下がってしまいました。

最後にアクションポーズをいくつか。

股間部に接続穴があるので、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることが可能です。
※今回は魂STAGEを使用して撮影しています。
開き手首は2種類あるので、アクションポーズに色々な表情をつけることができます。
背部のオーラ・キャノンは可動の自由度が高いので、簡単に前方へ向けることができます。
リード線が付属しているので、ショット・クロー射出後の状態を再現することができます。
ハイパーオーラ斬りの再現するエフェクトパーツが付属しているので、迫力のあるポージングをとらせることができます。
エフェクトパーツや表情のある手首パーツにより、オーラ・ソードを振り下ろすポーズも様になっています。

以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE AB] ビルバイン』のレビューでした!

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