METAL ROBOT魂 [SIDE MS] フォースインパルスガンダム【レビュー】

2021年5月22日に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] フォースインパルスガンダム』のレビューです。

一般販売で、価格は14,300円(税込)になります。

フォースインパルスガンダムはテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツで、劇中前半では主人公の『シン・アスカ』、後半ではヒロインの『ルナマリア・ホーク』が搭乗する機体です。

型式番号は『ZGMF-X56S/α』、素体のインパルスガンダムに『フォースシルエット』という高機動戦闘用のバックパックを装備した形態となります。

戦闘機の『コアスプレンダー』、上半身を構成する『チェストフライヤー』、下半身を構成する『レッグフライヤー』への分離・合体機構がありますが、本製品では再現されていません。また、『フォースシルエット』などの『シルエットシステム』を牽引する無人機『シルエットフライヤー』の付属もなしとなります。

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それでは早速見ていきたいと思います!

パッケージ

正面は METAL ROBOT魂 の箱らしいメタリックの文字色に、ビームライフルを構えた製品画像が、裏面は機体説明、ギミック&オプション、ダイキャスト製パーツ&塗装についての説明が記載されています。


付属品

各種武装にディスプレイ用のジョイント、作中のフリーダムガンダムとの戦闘シーンを再現できるエフェクトパーツも付属しています。
台座にはブランド名と機体名、形式番号がプリントされています。

  • 交換用手首 × 6
  • フォースシルエット × 1
  • ビームサーベル柄 × 2
  • ビームサーベル刃 × 2
  • フォールディングレイザー対装甲ナイフ × 2
  • 高エネルギービームライフル × 1
  • 機動防盾 × 1
  • レーザー対艦刀(フリーダムガンダム撃墜Ver.(前/後)) × 各1
  • 撃墜エフェクト(前/後) × 各1
  • 撃墜エフェクト × 1
  • ディスプレイ用ジョイント × 1
  • 支柱(大/小) × 各1
  • 台座 × 1

商品本体

小顔でスタイルがよく塗装も綺麗です。
個体差はあると思いますが、残念ながら筆者のものは所々合わせ目が目立っていました。

頭部はフェイスマスクやサイドのダクトまで細かく色分けされており、アンテナもシャープな作りになっています。
各部には組織名や機体番号などのマーキングが施されています。

胸部の『MMI-GAU25A 20mmCIWS』の砲口もしっかり再現されており、各部の塗装も綺麗に仕上がっています。

フォースシルエットの各部にもマーキングが施されており、上部の翼は回転とスイングが可能で、下部のスラスターはボールジョイントで可動させることができます。

装備すると一気に迫力が増しますが、重心が後ろに寄るのでフォースシルエット下部のスラスターを接地することで安定して自立させることができます。

武装

MA-BAR72 高エネルギービームライフル

スコープはスイングが可能で、武装の型式番号もプリントされています。

MMI-RG59V 機動防盾

設定では上下のパーツが開閉しますが、本製品では開いた状態での固定となります。
グリップはボールジョイントで可動し、取り付け位置も変更することもできます。

MA-M941 ヴァジュラビームサーベル

サーベル刃はクリアパーツとなっており、グリップには小さいですが武装の型式番号がプリントされています。

M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ

設定では折りたたみ可能で普段は腰部に収納されていますが、本製品では展開した状態の固定となり、腰部への収納ギミックはありません。

MMI-710 エクスカリバー レーザー対艦刀

実際はソードシルエットの武装になりますが、作中でフリーダムガンダムとの激しい戦闘のシーンでフォースシルエット装備で使用していました。
先端に行くにつれて幅が広くなっており、ビームエフェクトも含めて迫力がある造形になっています。

機動防盾はグリップを取り外し、接続パーツのみでのマウントでも簡単に外れることはありません。
派手なポーズをとるときなど、グリップがないほうが機動防盾の角度を自由に変えられます。
専用の手首があるので、武装はしっかりと保持させることができます。

アクションポーズ

股間部にジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。

開き手首があり肘もよく曲がるので、サーベルを抜刀する直前のポーズも問題なくとれます。

シンプルなデザインで全身が良く可動するので、ストレスなく動かして遊ぶことができます。

腕部の付け根には引き出し機構ことがあるので、対艦刀の両手持ちも楽にできます。

専用の手首が左右付属するので、ナイフの2刀流も可能となっています。

別売りのフリーダムガンダムと組み合わせることで、対艦刀で貫いたシーンを再現することができます。
エフェクトはフリーダムガンダムに取り付けるのではなく、ジョイントに取り付けてエフェクトの間にフリーダムガンダムを配置するので、微妙なスペースができてしまいます。

見る角度によっては、エフェクトを取り付けるジョイントやフリーダムガンダム本体とのスペースも目立たず、違和感がなくなります。


以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] フォースインパルスガンダム』のレビューでした!

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