METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ガンダムバエル【レビュー】

2021年12月に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ガンダムバエル』のレビューです。

予約することができず諦めていましたが、結局諦めきれずに中古未開封品で購入しました。

プレミアムバンダイ限定商品で、価格は15,400円(税込)になります。

ガンダムバエルは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の第二期に登場するモビルスーツで、 300年前となる厄祭戦末期に開発された72機の『ガンダム・フレーム』を採用した機体の第1号にあたり、作中の後半で武装組織『ギャラルホルン』に所属しながらもクーデターを引き起こした『マクギリス・ファリド』が搭乗します。

型式番号は『ASW-G-01』で、背部の可動式スラスターウイングにより圧倒的な加速力と高い機動性を有しており、大気圏内での飛行も可能となっています。

武装の少ない機体ですが、本商品ではポージングの幅が広がるエフェクトや、大小の異なる大きさのソードが付属しています。

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それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面は METAL ROBOT魂の箱らしい箔押しの文字色に、アクションポーズを決めた製品画像が載っています。
裏面は機体の説明に、ギミックや付属品、ダイキャスト製金属パーツやマーキングについての説明が記載されています。

続いて本体以外の付属品を見ていきます。

背部ウイング、武装一式、交換用手首、エフェクトパーツ、ディスプレイする際に使用するジョイントが付属しています。
台座には型式番号や機体名、ギャラルホルンのマークがプリントされています。
  • 交換用手首 × 6 ※開き手首(左/右)、武器用手首(左/右)、握り手首(左/右)
  • ウイング × 1
  • 眼光エフェクト(左/右) × 各1
  • バエル・ソード(大/小) × 各2
  • バエル・ソードエフェクト(A/B) × 各1
  • ソードマウント用ジョイント × 1
  • 本体ジョイント(A/B) × 各1
  • ディスプレイジョイント(ネオバード形態用) × 1
  • 支柱(大/小) × 各1
  • 台座 × 1

続いて本体を見ていきます。

特徴的な頭部の左右から生えたようなアンテナなど、細かい部分までしっかりと作りこまれています。
腹部や肘、膝を可動した際のシリンダーの伸縮も、しっかり再現されています。
バルバトスルプスほどではありませんが、前腕部が長い独特なスタイルとなっています。
青の部分はメタリックブルーで塗装されています。
頭部のメインカメラなど、小さいですが綺麗に塗分けられています。
右肩アーマーにはギャラルホルンのマークがプリントされています。
肩アーマーの内側も細かく造形されています。
腕部にも小さいですか各種マーキングが施されています。
胸部のエアダクトなど一部のパーツは、ゴールドメッキで塗装されています。
股間部のアーマーやフロントスカートにもマーキングが施されています。
背面から見ると、内部フレームのシリンダーなどの造りがよく見えます。
膝や足首付近にもマーキングが施されています。
フレームにあたるパーツはダイキャスト製となっているので、リアルな金属感を醸し出しています。

続いて背部にウイングを取り付けていきます。

バックパックの中央には、小さいですがギャラルホルンのマークがプリントされています。
ウイングの側面にある『電磁砲』の発射口も、小さいですがしっかり造形と塗装がされています。
ウイングは本体の全高に匹敵する大きさがあるので、迫力があります。
裏面の配色はシンプルなので、本体も含めてより純白の機体色が際立ちます。
バックパックとスラスターを繋ぐフレームはダイキャスト製パーツとなっているので、大きなウイングをしっかり保持することができます。
ウイングは大きさもですが、一部ダイキャスト製パーツが使用されているので、自立させる場合は重心の調整が必要となってきます

続いて武装を取り付けていきます。

『バエル・ソード』
大小それぞれ2対が付属しており、大きいほうは先端側が幅広の形状になっています。
ソードマウント用のジョイントにも、小さいですがマーキングがプリントされています。
一部ダイキャスト製パーツが使用されているので、可動軸もしっかりしています。
バエル・ソードは剣先からスライドさせてジョイントに納めます。
内側はソードの形状に合わせた造りとなっているので、簡単に外れることはありません。
作中の剣の切っ先が輝いている状態を再現するためのエフェクトパーツが付属しています。
エフェクトパーツは、大きいほうのバエル・ソードの剣先に挟み込むようにして取り付けます。
設定どおり、付属のバエル・ソードを2本ともジョイントにマウントすることが可能です。
さすがに大きいほうのバエル・ソードは、サイズ的にマウントすることはできません。
バエル・ソード自体が軽いのと、マウント用のジョイントも可動軸がしっかりしているので、保持には何の支障もありません。
ジョイントは複数の可動ポイントにより、ある程度自由に位置を調整することができます。

続いて本体の可動とギミックなどを見ていきます。

頭部はボールジョイントで可動。
上腕部は軸で回転させることができ、肘は90度以上曲げることが可能です。
手首はボールジョイントでの可動とスイングが可能になっています。
胸部側面のアーマーも可動し、腕部の付け根はボールジョイントとなっており、引き出し機構もあるので肩を大きく前方に向けることが可能です。
上半身の基部はボールジョイントで左右の回転が可能で、腹部のシリンダーの可動により捻らせることもできるようになっています。
上半身は後方にも大きく反らせることができます。
首のジョイントには可動ポイントがあるので、頭部のボールジョイントの可動と合わせて、上下にスイングすることができます。
太腿は大きく持ち上げることができ、膝も180度近く曲げることができます。
フロントやサイドスカートの付け根はボールジョイントで可動するので、太腿の干渉を逃がすことができます。
脚部の基部はボールジョイントで、股間部の軸は上下にスイングが可能なので、大きく脚を開くことができます。
足首はボールジョイントでの可動と、軸でのスイングが可能となっています。
足先は閉じることができるようになっています。
足の甲のパーツも多少ですがスイングさせることができます。
脹脛にあるカバーは展開が可能となっており、内部のフィンもスイングすることができます。
ソードマウント用のジョイントはスイング可能な個所が2ヵ所あり、ソードを収めるパーツはボールジョイントで可動します。
スラスターとバックパックを繋ぐフレームは、付け根が前後にスイング可能で、上部のカバーもスイング可能となっています。
スラスターの付け根は回転とスイングが可能で、先端にあるフィンも展開することができます。
眼光エフェクトパーツは頭部のアンテナに挟み込むようにして取り付けます。

最後にアクションポーズをいくつか。

バエル・ソードは異なる大きさを使い分けることで、アクションポーズの幅が広がります。
股間部や腰部裏にジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることが可能です。
※今回は魂STAGEを使用して撮影しています。
スラスターウイングの展開や表情のある開き手首により、バエルらしい神々しいポーズも際立ちます。
肩の引き出し機構により、バエル・ソードの抜刀シーンも楽に再現可能です。
作中のシーンを再現できるエフェクトパーツが付属するのはありがたいです。
眼光エフェクトパーツを使用することで、より荒々しいポージングをとらせることができます。
大きいバエル・ソードを使用することで、アクションポーズにもより迫力が出ます。

以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ガンダムバエル』のレビューでした!

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