METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ガンダムTR-6[ウーンドウォート]【レビュー】

2023年2月に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ガンダムTR-6[ウーンドウォート]』のレビューです。

プレミアムバンダイ限定商品で、価格は15,400円(税込)になります。

ガンダムTR-6[ウーンドウォート]は、模型雑誌にて連載されていた小説『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場するモビルスーツで、 地球連邦軍の特殊部隊『ティターンズ』による次期主力機の開発計画である『TR計画』で最終型として開発された機体で、『ガンダムTR-6』は単一の機体を指す呼称ではなく、素体となる『ウーンドウォート』もしくはコアである『プリムローズII』を中核とする兵器群の総称となっています。

型式番号は『RX-124』で、ウーンドウォートに多種多様なオプションパーツを換装することで、あらゆる戦場・作戦に対応できるようになっています。

本商品では差し替え、および追加・余剰パーツなしでモビルアーマー形態への変形が可能となっています。

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それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面は ブランド名が箔押しとなっており、アクションポーズを決めた商品のデジラマ画像が、裏面は機体説明にオプションやギミック、マーキングやカラーリングについての説明が記載されています。

付属品

武装一式に交換用手首、ディスプレイする際に使用する補助支柱などが付属しています。
台座には型式番号や機体名、部隊名である『ティターンズ・テスト・チーム(T3)』のマークがプリントされています。

  • 交換用手首 × 4
  • リアスカート × 1
  • かかとストッパー × 2
  • コンポジット・シールド・ブースター × 1
  • 銃身 × 1
  • 銃身(赤熱) × 1
  • 射出用ワイヤー × 1
  • シールドアーム(射出) × 1
  • シールドアーム(MA時) × 1
  • ディスプレイジョイント(A/B/C/D) × 各1
  • 支柱(大/小) × 各1
  • 補助支柱 × 1
  • クリップ × 1
  • 台座 × 1

商品本体

細い四肢にジェネレーターを内蔵したボリュームのある大腿部といった、独特なシルエットとなっています。
ランディング・スキッドを展開することで、かろうじて自立することが可能となっています。
他のMETAL ROBOT魂の商品と比較すると小ぶりですが、各部にダイキャストが使用されているのでしっかりと重さを感じます。

頭部は丸みを帯びた独特な形状となっており、バルカンの砲口もしっかりと造形されています。
設定では胸部は脱出ポッドとしても機能するプリムローズIIとなっていますが、本商品に分離機構はありません。

腕部も他の機体では見ない独特な形状となっています。
変形機構もあるため、上半身はコンパクトですが複雑な構造となっています。

股間部はサブアームとなっており、武装の保持も可能となっています。
ランディング・スキッドはストッパーを使用することで、展開状態で固定することができます。

武装

コンポジット・シールド・ブースター

銃身を差し替えることで、赤熱状態のヒート・ソードを再現することができます。

装備させる場合は展開したグリップを握らせ、アームを肩に接続します。
また、差し替えなしでシールド上部のセンサーとクローの展開が可能となっています。

射出用のアームに差し替えワイヤーを取り付けることで、『ウィンチ・ユニット』として使用する状態を再現することができます。
ワイヤーは固めのリード線となっていますがウィンチ・ユニットの重さを支えることは難しいので、ディスプレイする場合は付属の補助支柱を使用します。

コンポジット・シールド・ブースターは本体の全高を超える大きさとなっており、本体もランディング・スキッドを展開してかろうじて自立している状態なので、立ち姿での装備は接地させないと安定したディスプレイは難しいです。

モビルアーマー形態

専用のジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。
差し替えも追加、余剰パーツもなしでの完全変形となっていますが、見た目を損なうことなくしっかりと再現されています。
複雑な変形機構となっておりロック機構もありませんが、コンパクトに纏まっているので簡単にフォルムを崩れるようなことはありません。

サブアームを展開し、固定パーツ、延長用のディスプレイジョイントを取り付けることで、コンポジット・シールド・ブースターをマウントすることも可能となっています。

アクションポーズ

足首の可動がないので自立でのポージングは難しいですが、バランスを取ればカッコイイポージングを決めることができます。

ドラムフレームにジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。
※今回は魂STAGEを使用して撮影しています。

コンポジット・シールド・ブースターを装備した状態では腕部の付け根でしか動かすことができず、干渉も激しいので左右の方向調整は少ししかできません。

コンポジット・シールド・ブースターは大きく動かすことは難しいですが、全身の可動範囲は充分なので躍動感のあるポージングを取らせることができます。

平手の手首もあるので、武装に手を添えるようなポージングなど様々な表情を付けることができます。

ヒート・ソードに差し替えることで、格闘戦のシーンを再現することも可能です。

ディスプレイ場所の確保が必要ですが、ウィンチ・ユニットを射出した状態のポージングは迫力があります。


以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ガンダムTR-6[ウーンドウォート]』のレビューでした!

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