METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ジャスティスガンダム【レビュー】

2021年10月に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ジャスティスガンダム』のレビューです。

プレミアムバンダイ限定商品で、価格は14,300円(税込)になります。

ジャスティスガンダムは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツで、主人公の一人『アスラン・ザラ』が劇中後半に搭乗する機体です。

型式番号は『ZGMF-X09A』、幼馴染の『キラ・ヤマト』が搭乗する『フリーダムガンダム』の兄弟機であり、同様に核エンジン搭載による稼働時間の延長、武装の高出力化を実現しており、本機の大きな特徴としては遠隔操作可能な無人機である『ファトゥム-OO(ダブルオー)』を装備しています。

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それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面はMETAL ROBOT魂の箱らしいメタリックの文字色に、アクションポーズを決めた製品画像が載っています。
裏面は機体説明、ギミック&オプション、ダイキャスト製金属パーツ&塗装についての説明が記載されています。

続いて本体以外の付属品を見ていきます。

武装一式に豊富な交換用手首、各種ジョイントパーツが付属しています。
台座にはブランド名と機体名、形式番号がプリントされています。
  • 交換用手首 × 6 ※開き手首(左/右)、武器用手首(左/右2種)
  • ファトゥム-00 × 1
  • ファトゥム-00拡張ステップパーツ(左/右) × 各1
  • ステップピン(予備) × 1 
  • ビームサーベル柄 × 2
  • ビームサーベル刃 × 2
  • 連結用ビームサーベル柄 × 1
  • ビームブーメラン × 2
  • ビームブーメラン用エフェクト × 2
  • シールド × 1
  • ビームライフル × 1
  • ディスプレイ用ジョイント(大/小) × 各1
  • 支柱(大/小) × 各1
  • 台座 × 1

続いて本体を見ていきます。

細身のスタイルで足先も尖ったデザインなので、スマートな印象を受けます。
両腕部の肘付近には、シールドを取り付けるための接続穴があります。
過去に発売した『ROBOT魂 [SIDE MS] ジャスティスガンダム』と比べると、全身の色合いは濃くなっています。
METAL ROBOT魂ということもあり、機体各所にマーキングが施されています。
アンテナもシャープで、小さいですが頬部分にある『MMI-GAU1 サジットゥス20mm近接防御機関砲』もしっかりと造形されています。
右肩アーマーには、母艦であるエターナルの所属機を表すマーキングがプリントされており、フリーダムが『01』なのに対して本機は『02』となっています。
左肩アーマーには、機体名と形式番号がプリントされています。
ちなみに肩アーマーにマウントされているビームブーメランは、取り外すことは可能ですがブーメラン状への変形はできません。
フロントスカートには、型式番号の09号機を表す「NOVE」(イタリア語)がプリントされています。
『ファトゥム-OO』を装備しているときにはあまり見えない背部のスラスターも、しっかり造形されています。
リアスカートにはライフルを取り付けるための接続穴があり、画像のようにマウントすることができます。
右膝付近には型式番号がプリントされています。
脚部はどことなく鳥脚のような独特な形状になっています。

続いて背部に『ファトゥム-OO』を取り付けていきます。

翼の上部には各種マーキングがプリントされています。
また、前方のビーム砲横にある『GAU5フォルクリス 機関砲』も、小さいながらしっかり造形されています。
普段はあまり見えない裏側も、しっかりと造形と塗装がされています。
また、中央にはジャスティスガンダム本体に取り付けるためのジョイントと、ディスプレイする際に使用するジョイントを取り付けるための接続穴があります。
前部に搭載されている『MA-4B フォルティス ビーム砲』は上下にスイングが可能で、エンジンブロック上部の『M9M9 ケルフス旋回砲塔機関砲』は砲身を回転させることができます。
エンジンブロック後部のスラスターカバーは上下に開くことができます。
エンジンブロックの付け根も多少スイングさせることができます。
ウイングの付け根のジョイントには2ヵ所ボールジョイントでの可動ポイントがあり、ウイングを広げた際は、位置を固定するための突起が設けられています。
細身な本体に大きなファトゥムを装着することで、一気にボリュームが出ます。
背面からだとより迫力が増して見えます。
本商品ではウイングもかなり大きくデザインされているので、側面から見てもボリューム感が伝わります。
ファトゥムは意外とそこまでの重さではなかったので、支えなしでも自立可能です。
設定通りファトゥムを前面に展開して、フォルテスビーム砲の砲身を前方に向けることが可能です。
さすがにこの状態での自立は難しいので、別売りの魂STAGEを使用して支えています。
この状態にする際は、アンテナが干渉してしまうため一度頭部を取り外す必要があります。
ファトゥムにスタンドを取り付ける場合は、専用のジョイントを使用します。

さらに武装を取り付けていきます。

『MA-M20 ルプスビームライフル』
フリーダムと同型となっており、小さいですがマーキングがプリントされています。
フォアグリップはスイング可能です。
『ラミネートアンチビームシールド』
こちらもフリーダムと同型のもので、ビームライフルの銃口を挿入するためのガンポートもしっかり開口されています。
腕部との接続ジョイントはボールジョイントで可動します。
グリップは取り外し可能で、取り付け位置を調整することができるようになっています。
『RQM51 バッセルビームブーメラン』
通常は折りたたまれて両肩アーマーにマウントされていますが、本商品ではブーメラン状で固定のものが別で付属しています。
クリアパーツのエフェクトを取り付けることで、投擲状態になります。
『MA-M01 ラケルタビームサーベル』
こちらもフリーダムと同型で、柄には小さいですがマーキングがプリントされています。
刃はクリアパーツになっています。
『アンビデクストラス・ハルバード』形態
設定では2本の柄を連結させることでこの形態となりますが、本商品では連結状態のものが付属しているので、そちらを使用します。
シールドはグリップを外し、接続ジョイントのみでも簡単に外れることはないです。
接続ジョイントは左腕用なので、右腕にジョイントを使用して取り付けることはできません。
ライフルは専用の手首があるので、しっかりと保持することができます。
サーベル柄はサイドスカートの後ろ側から差し込んで取り付けます。

続いてファトゥムに登場した状態を見ていきます。

ファトゥム上部に搭乗させる際は、ステップパーツを取り付けることでジャスティスガンダム本体を固定することができます。
足を固定するピンを取り付ける位置は前後で調整可能です。
残念ながらステップパーツの裏面には派手な肉抜きがありました。
ジャスティスガンダムのかかと裏に接続穴があり、ステップパーツのピンに差し込むことで本体をファトゥム上部に固定します。
この状態で長時間ディスプレイする場合は、スタンド1つでは不安定なのでさらに別のスタンドを用意して支えたほうがよさそうです。

最後にアクションポーズをいくつか。

股間部にジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることが可能です。
※今回は魂STAGEを使用して撮影しています。
腕部の付け根には引き出し機構があるので、ライフルの両手持ちも可能です。
シールドのガンポートを使って、防御しながらライフルで狙うといったポーズをさせることもできます。
シールドはグリップを使わずジョイントのみの接続でも、外れやすいということはありませんでした。
全身よく動きますが、筆者のものは動かしているとフロントスカートがポロリしてしまうことが多かったです。
ウイングを広げて、かつサーベルも連結状態だとかなりの幅になるので、ディスプレイする場所の確保に苦労しそうです。
ファトゥムを前方に展開すると、頭部が干渉しあまり左右に向けることはできません。
ビームブーメランは、RG のように展開できるようになっていればより良かったです。
ファトゥムの分離・合体により、アクションポーズの幅が広がります。
スタンドを複数用意することで、本体とファトゥムを別々にディスプレイすることもできます。
以前にレビューした『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] フリーダムガンダム』と並べてみました。

以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ジャスティスガンダム』のレビューでした!

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