METAL ROBOT魂 (Ka signature) [SIDE MS] 量産型νガンダム【レビュー】

2023年3月に発売した『METAL ROBOT魂 (Ka signature) [SIDE MS] 量産型νガンダム』のレビューです。

プレミアムバンダイ限定商品で、価格は18,700円(税込)になります。

量産型νガンダムは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にて主人公の『アムロ・レイ』が搭乗していた『νガンダム』の量産化を目的として開発されたモビルスーツとして、『M-MSV』で登場しています。

型式番号は『RX-94』で、外観はνガンダムと共通となっている部分もあり、大きな違いとしてはバックパックにはオプションでフィン・ファンネルの他に、ニュータイプ以外でも扱えるインコムに換装が可能となっています。

本商品ではフィン・ファンネルの付属はなく、インコム装備となっています。

それでは早速見ていきたいと思います!

パッケージ

正面はカトキハジメ氏監修ではお馴染みの白の背景にカトキ立ちをした商品画像が、裏面には機体や『Ka signature』に関する説明や、様々なアクションポーズをとった製品画像が載っています。

付属品

武装一式に交換用手首、ディスプレイ用のジョイントやパーツをはめるための補助棒が付属しています。
台座は白一色となっており、機体名や型式番号などがプリントされています。

  • 交換用手首 × 10
  • バックパック × 1
  • インコムコンテナ(左/右) × 各1
  • インコム × 4
  • リレーインコム × 8
  • ケーブル(奥/外) × 各2
  • ビーム・サーベル柄 × 2
  • ビーム・サーベル刃 × 2
  • ビーム・サーベル刃(大) × 1
  • 腰部サーベル柄 × 1
  • ビーム・ライフル × 1
  • ビーム・スプレーガン × 1
  • シールド × 1
  • シールドジョイント(A/B) × 各1
  • ディスプレイジョイント(A/B) × 各1
  • 支柱 × 1
  • 台座 × 1
  • 補助棒 × 1

商品本体

νガンダムに似ているようで、よく見てみると色々と違いがあります。
色もνガンダムではホワイトとなっていた肩アーマーが胸部と同様の色となっており、ダクトやスラスター周りにイエローがアクセントになっています。

頭部は側頭部などνガンダムとは違った形状となっており、アンテナも2本に変更されています。
イエローは細かい部分に使用されていますが、綺麗に塗装されています。

肩アーマーは干渉を逃がせるように前後に開くことができるようになっており、両前腕部には武装を取り付けるための接続穴があります。

足は大きくどっしりとした印象です。
脹脛のカバーは展開が可能となっており、開くことで中にあるバーニアスラスターが露出します。

足裏は肉抜きもなく、つま先側はスイングすることができます。
インコムコンテナは、基部でスイングと回転が可能となっています。

武装

ビーム・ライフル

νガンダムと同様のものとなっており、グリップは多少ですがスイングが可能となっています。
専用の手首があるので、しっかりと保持することができます。

ビーム・スプレーガン

前腕部どちらにも装備することができ、上部のパーツはスイングが可能となっています。

ビーム・サーベル/ビーム・キャノン

ビーム・キャノン兼ビーム・サーベルが2本、予備のビーム・サーベルが1本付属しています。
サーベル刃はクリアパーツとなっており、通常のものが2本、大出力のものが1本となっています。

ビーム・サーベルは、柄の種類によってそれぞれ専用の手首が付属しています。

予備のビーム・サーベルの柄は、ジョイントを使用して腰部裏にマウントすることができます。
インコムコンテナにビーム・サーベルの柄を取り付けることでビーム・キャノンとして使用することができ、スイングさせることで砲身の向きをかえることができます。

シールド

シールドもνガンダムと同様のものとなっており、裏側にはビーム・キャノンとミサイルが装備されています。

シールドは異なるジョイントを使用することで腕部にそのまま装備することや、ビーム・スプレーガンを装備した状態でも取り付けることが可能となっています。

インコム

インコムはコンテナに格納することができ、ワイヤーを使用することで射出した状態を再現することができます。
射出状態はインコムを1個だけ残した状態と、2個射出した状態のどちらも再現が可能となっています。

ワイヤーは固めのリード線となっておりインコムも小さいので保持は問題ありません。
インコムの射出方向を変えるためのリレーインコムは、ワイヤーに挟むようにして取り付けます。

ビーム・ライフルやシールドといった共通となっているものもありますが、νガンダム以上に豊富な武装となっています。

アクションポーズ

全体的にバランスのとれたスタイルとなっており、カトキ立ちもカッコよく決まります。

股間部にジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。
※今回は魂STAGEを使用して撮影しています。

シールドはジョイントとボールジョイントで接続されているので、自由に向きや角度を調整することができます。

交換用手首が豊富で、指を閉じたタイプの開き手首はライフルに手を添えるようなポーズを取らせるのに使えます。

ビーム・キャノンは上下のスイングが可能となっておりマウントされているインコムコンテナの可動もあるので、しっかりと砲口を前方に向けることができます。

膝関節の可動範囲も広く、膝アーマーは曲げる範囲によって連動して可動するギミックがあります。

躍動感のある開き手首を使用することで、ポージングに様々な表情を付けることができます。

大出力のサーベル刃は大きさもさることながら、造形も派手なデザインとなっているので迫力があります。

サーベル刃は通常のものと併せて3本付属しているので、2刀流のポージングを取ることもできます。

ワイヤーはリード線となっており好きな個所で曲げることができるので、自由にインコムの位置を調整することができます。

ワイヤーは4本付属しているので、インコムを全て射出した状態のアクションシーンも再現することができます。


以上、『METAL ROBOT魂 (Ka signature) [SIDE MS] 量産型νガンダム』のレビューでした!