METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ【レビュー】

2017年5月27日に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』のレビューです。

中古未開封品が発売当時の値段より安く売っているのを発見したので購入してみました。

一般販売商品で、価格は14,300円(税込)になります。

ダブルオーライザーは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムOO』の第二期に登場するモビルスーツで、 主人公の『刹那・F・セイエイ』が第一期で登場した『ガンダムエクシア』をベースに開発された『ダブルオーガンダム』と、専用支援機である『オーライザー』がドッキングした機体となります。

型式番号は『GN-0000+GNR-010』で、ダブルオーガンダムの両肩に搭載された2基のGNドライブを同調させ、GN粒子の生産量を二乗化する『ツインドライブシステム』が不安定であったことから、安定稼働させるためのシステムをオーライザーに搭載することによって問題を解決しています。

本商品では、劇中終盤で装備していた『GNソードⅢ』が付属しています。

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それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面はMETAL ROBOT魂の箱らしい箔押しの文字色に、アクションポーズを決めた製品画像が載っています。
裏面は機体説明に武装や合体ギミック、ダイキャスト製金属パーツや塗装についての説明が記載されています。

続いて本体以外の付属品を見ていきます。

オーライザーに武装一式、交換用手首、エフェクトパーツやディスプレイする際に使用するジョイントが付属しています。
台座には所属組織であるソレスタルビーイングのマークや機体名称、型式番号などがプリントされています。
  • 交換用手首 × 4 ※開き手首(左/右)、武器用手首(左/右)
  • オーライザー × 1
  • GNソードⅢ × 1
  • GNソードⅡ(左/右) × 各1
  • GNシールド × 2
  • GNビームサーベル柄 × 2
  • GNビームサーベル刃 × 2
  • GNソードⅢビームエフェクト × 1
  • GNソードⅡビームエフェクト × 2
  • GNソードⅢ接続ジョイント × 1
  • オーライザーディスプレイジョイント × 1
  • 本体ディスプレイジョイント × 1
  • GNソードⅢディスプレイジョイント × 1
  • ジョイントグリップ × 1
  • 支柱 × 1
  • 台座 × 1

続いてダブルオーガンダム本体を見ていきます。

全高13cmと小さなサイズの商品になりますが、忠実に劇中のデザインが再現されています。
他のMETAL ROBOT魂のガンダム系商品と比べて、全身のマーキングは少なめとなっています。
関節部を中心に全身の各部にダイキャストが使用されているので、小さいながらもしっかりと重みを感じます。
足が小さく接地もいまいちなので、自立させる場合はしっかりとバランスを取る必要があります。
頭部のアンテナはシャープな造形となっているので、破損しないよう注意が必要です。
胸部中央には、ソレスタルビーイングのマークがプリントされています。
GNドライブが格納されているコーンスラスターは、取り外しが可能となっています。
肘関節にあるGNコンデンサは、クリアパーツとなっているので内部にプリントされた機体名が確認できます。
バックパックのスラスターはダイキャスト製なので、リアルな質感となっています。
下半身はシンプルですが、美しい立ち姿となるデザインになっています。
肘関節同様、脹脛側面にあるGNコンデンサもクリアパーツにより内部が見えるようになっています。
サイドスカートやリカースカートも、小さめのシンプルなデザインとなっています。
足裏にもしっかりモールドが施されています。

続いてオーライザーを見ていきます。

機首の先端など、シャープな造形となっています。
細かい部分の塗装は省かれていましたが、ほぼ設定どおりに色分けがされています。
サイドバインダーに『GNマイクロミサイル』のハッチのモールドはありますが、さすがに開閉ギミックはありませんでした。
ダブルオーガンダム同様、全体的にマーキングは少なめとなっています。
キャノピーはクリアパーツとなっており、内部の造形も確認できます。
機体の上面中央には、機体名と型式番号がプリントされています。
サイドバインダーの内側には、『GNビームマシンガン』の造形が確認できます。
ただ、『GNバルカン』は造形されていないようでした。
サイドバインダーのカバーには、ソレスタルビーイングのマークがプリントされています。
残念ながらランディングギアの展開ギミックはありませんでした。
ジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。

続いてダブルオーガンダムに武装を取り付けた状態を見ていきます。

『GNビームサーベル』
2本付属してり、ビーム刃はクリアパーツとなっています。
サーベルの柄をリアスカートにマウントすることができます。
『GNソードⅡ』
差し替えなしで『ソードモード』と『ライフルモード』への切り替えが可能となっています。
『GNツインランス』
専用のジョイントを使用し、GNソードⅡの柄を連結することで再現可能となっています。
GNソードⅡに専用のエフェクトを取り付けることで、『ビームサーベルモード』にすることができます。
GNソードⅡは、サイドスカートにマウントが可能となっています。
『GNシールド』
差し替えなしで分割状態と連結状態を再現可能となっています。
連結状態にする際は、裏面のパーツをスライドさせて接続します。
GNシールドは前腕部に装備することや
両肩のコーンスラスター直下に装備することができます。
ダブルオーガンダムの武装を全て装備した状態。
GNソードⅡの取り付け確度は固定となります。
武器用の手首があるので、しっかりと保持することができます。
GNシールドは両腕どちらにも装備させることができます。

続いて残りの武装とオーライザーとのドッキングを見ていきます。

『GNソードⅢ』
刀身を展開した状態は『ソードモード』となり、刃はクリアパーツとなっています。
刀身は折りたたむことができ、差し替えなしで『ライフルモード』にすることができます。
『ライザーソード』を再現可能なビームエフェクトが付属しており、刀身に被せるようにして取り付けます。
オーライザーに専用のジョイントを取り付けることで、GNソードⅢをマウントした状態でディスプレイすることができます。
ダブルオーガンダムとのドッキングは、オーライザーのサイドバインダーを取り外し、中央ブロック後ろ側を引き出してから折りたたみます。
ダブルオーガンダムのバックパック中央のパーツを開くことでジョイントの差込口が現れるので、そこにオーライザー中央ブロックを接続し、サイドバインダーは両肩のスラスターコーンにある差込口に取り付けます。
GNソードⅢはグリップがスイング可能となっており、前腕部に挟み込むようにして取り付けるので、しっかりと固定できます。
分離したオーライザーの各部は全て上半身に取り付けるので重心が一気に上がりますが、バランスを取れば自立は可能です。
GNシールドはサイドバインダーにもマウントが可能となっています。
GNシールドをマウントすることにより、さらに上半身のボリュームがアップします。

続いて各部の可動やギミックを見ていきます。

頭部、及び首の付け根はボールジョイントで接続されています。
肘は90度以上曲げることが可能で、上半身の付け根はボールジョイント接続となっています。
上腕部、及び前腕部の付け根に軸回転があり、前腕部の先端はスイングが可能となっています。
手首はボールジョイントで接続されています。
腕部の付け根は引き出し機構と複雑な軸可動により、腕部を突き出すことや、脇を大きく開くことができるようになっています。
腹部にはボールジョイントでの可動ポイントがあり、これにより上半身を反らせることや
前方に倒すことが可能となっています。
また、上半身を左右にスイングすることもできます。
脚部の付け根の軸はスイングが可能となっており、さらにボールジョイント接続により脚を大きく開くことができます。
サイドスカートはボールジョイント接続により、脚部の干渉を逃がすことができます。
膝は二重関節となっており、1段階目では約90度の角度となり
2段階目で180度近く曲げることができます。
足首はボールジョイント接続となっており、足のつま先側はスイングが可能となっています。
GNドライブがマウントされているアームは、各部でスイングや軸回転が可能となっています。
バインダーは上部や両側面のパーツがスイング可能となっており、表面のカバーやアンテナは展開ができるようになっています。

最後にアクションポーズをいくつか。

各部の可動範囲は優秀なのですが、足首は可動範囲が狭く、接地でのアクションポーズはバランスを取るのが難しいです。
股間部にジョイントを取り付けることで、専用の台座や別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。
※今回は魂STAGEを使用して撮影しています。
GNドライブがマウントされたアームは可動ポイントが多いので、腕部を大きく動かしても干渉を逃がすことができるようになっています。
装備できる武装が多いので、ポーズと武装の組み合わせに悩んでしまいます。
関節部はダイキャスト製ということもあり、大きな武装を持たせても腕が下がってしまうといったことはありませんでした。
GNツインランスにビームエフェクトを取り付けた状態でのディスプレイは、幅があるので場所の確保に苦労しそうです。
開き手首を使用することで、アクションポーズに色々な表情をつけることができます。
サイドバインダーは大きなパーツですが、今のところ重さに負けて下がってしまうことはありませんでした。
サイドバインダー表面のカバーには特にクリック機構はないので、遊んでいると簡単に閉じてしまいます。
サイドバインダーは取り付け位置によって向きを変えることができるので、劇中で見せたGNソードⅡでのライザーソードを使用するシーンも再現することができます。
GNソードⅢのビームエフェクトは、大きいので迫力のあるアクションポーズを取らせることができます。

以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』のレビューでした!

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