METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ザンライザー+セブンソードパーツセット【レビュー】


2018年2月に発売した『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ザンライザー+セブンソードパーツセット』のレビューです。

中古未開封品が安く売っているのを発見したので、購入してみました。

プレミアムバンダイ限定商品で、価格は8,140円(税込)になります。

ザンライザーは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムOO』の第二期に登場するモビルスーツ『ダブルオーガンダム』の専用支援機である『オーライザー』に、強化装備である『ザンユニット』を装着した機体となります。

型式番号は『GNR-010/XN』で、ダブルオーガンダムと合体することで『ダブルオーザンライザー』となり、ザンユニットのみをダブルオーガンダムに装備させることもでき、その姿は『ザンダブルオーガンダム』と呼ばれます。

本商品では別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』と組み合わせることで、ダブルオーザンライザー、ザンダブルオーガンダムを再現可能となっており、さらにダブルオーガンダムの武装強化案である『ダブルオーガンダム セブンソード』も再現可能な各種武装が付属しています。

関連記事:レビュー『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』

それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面にはアクションポーズを決めた製品画像が載っています。METAL ROBOT魂のパッケージでは珍しく、文字色など箔押しがされていませんでした。
裏面には機体解説や、武装に合体ギミック、付属のマーキングシールについての説明が記載されています。

続いてセット内容を見ていきます。

武装一式に武器用手首、ディスプレイ用のジョイントなどが付属しています。
また、ザンユニットに対応したオーライザーも新規で付属しています。
マーキングシールが付属しており、本商品や別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』のディティールアップが可能となっています。
  • ザンユニット × 1
  • オーライザー(ザンユニット対応) × 1
  • GNバスターソードⅢ(左/右) × 各1
  • GNバスターソードⅡ × 1
  • GNソードⅡ(ロング) × 1
  • GNソードⅡ(ショート) × 1
  • GNカタール × 2
  • カタール用手首(左/右) × 各1
  • ケーブル × 1
  • セブンソード用膝アーマー(左/右) × 各1
  • ザンユニット用ジョイントパーツ × 1
  • ディスプレイサポートパーツ × 1
  • マーキングシール × 1

まずはザンユニットを見ていきます。

オーライザーの強化装備であるザンユニット。
中央ブロックをメインに、オーライザーとの合体のため各部が取り外せるようになっています。
大型の武装であるGNバスターソードⅢをマウントしているので、ザンユニット単体でも十分な大きさがあります。
ソレスタルビーイングのマークなど、ユニットの各部にマーキングが施されています。
ザンユニット単体でディスプレイすることもでき、ディスプレイする場合は下部にあるジョイントを回転させ、接続部をせり出します。
接続部に専用ジョイントを取り付けることで、別売りの魂STAGEなどを使用してディスプレイすることができます。

続いてダブルオーガンダムにザンユニットを取り付けた、ザンダブルオーガンダムの状態を見ていきます。

『GNバスターソードⅢ』
しっかり色分けされており、マーキングまで施されています。
2本を組み合わせることで、大型のGNバスターソードにすることもできます。
ダブルオーガンダムに取り付ける際は、まずジョイントをせり出しながら、ザンユニット前方部分を折りたたむように変形させます。
別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属するGNソードⅡを変形させて、ザンユニットのアームに取り付けます。
ダブルオーガンダムのバックパック中央のカバーを開くことで、ジョイントの接続穴が出てきます。
バックパック中央の接続穴にジョイントを差し込んで、ザンユニットを取り付けます。
ダブルオーガンダムがザンユニットを装備した状態のザンダブルオーガンダム。
バックパックへの装備となるので、正面からの見た目に大きな変化はありません。
背面は通常のダブルオーガンダムに比べて、一気にボリュームが増しています。
ザンユニットが肩にあるGNドライブに干渉してしまうので、少し前向きに角度を調整してあげる必要があります。

続いてオーライザー(ザンユニット対応)を見ていきます。

ザンユニットの装備に対応したオーライザーが、新規で付属しています。
別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属のオーライザーと、造形の違いはありません。
バインダーのマーキング箇所が、別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』のオーライザーとは異なっています。
本商品のオーライザーは、ザンユニットを取り付けるため各部が取り外せるようになっていました。
オーライザー単体でディスプレイする場合は、別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属のジョイントを使用します。

続いてオーライザーがザンユニットを装備した、ザンライザーの状態を見ていきます。

まずはザンユニットの中央ブロックから各パーツを取り外します。
オーライザーのスラスターのフィンと、バインダーのアンテナを取り外します。
オーライザーのバインダーに、ザンユニットから取り外した各パーツを取り付けます。
取り付けたザンユニットのパーツに、GNバスターソードⅢをマウントします。
ザンユニットの中央ブロックに、オーライザーから取り外したパーツを取り付けます。
ザンユニットの中央ブロックを、オーライザーの後方に取り付けます。
オーライザーがザンユニットを装備した状態のザンライザー。
支援機の意味合いが強かったオーライザーが、一気に戦闘機らしくなりました。
前方に突き出たGNバスターソードⅢや、オーライザー後方にザンユニットにより、一回りボリュームが増しています。
ザンユニット単体でのディスプレイと同様に、ジョイントをせり出すことで、別売りの魂STAGEなどを使用してディスプレイすることができます。
別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属するオーライザーと同様に、下部にGNソードⅢをマウントすることができます。
もちろんジョイントを使用することで、この状態でも別売りの魂STAGEなどを使用してディスプレイすることもできます。

続いてダブルオーガンダムとザンライザーが合体した、ダブルオーザンライザーの状態を見ていきます。

一旦GNバスターソードⅢを取り外します。
ザンユニットの前方にあたるパーツを、画像のようにスイングさせます。
オーライザーの中央ブロック後ろ側を引き出してから折りたたみます。
別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属するGNソードⅡを変形させて、ザンライザーのアームに取り付けます。
ザンユニット装備時と同様に、ダブルオーガンダムのバックパック中央のカバーを開きます。
バックパック中央の接続穴にジョイントを差し込んで、ザンライザーを取り付けます。
ダブルオーガンダムとザンライザーが合体した状態のダブルオーザンライザー。
ザンユニット装備と同様に肩にあるGNドライブに干渉してしまうので、角度を調整してあげる必要があります。
ザンユニット装備以上に、背面のボリュームがすごいことになっています。
個体差はあると思いますが、この状態ではさすがに腹部の関節が重さに負けてしまうので、筆者は関節部を強化しました。

続いてダブルオーガンダム セブンソードの状態を見ていきます。

『GNカタール』
刃はクリアパーツとなっており、グリップを引き出すことで手に持たせることができます。
GNカタールを取り付ける場合は、膝アーマーを取り外して、セブンソード用の膝アーマーを取り付けます。
丸軸での接続となるので、自由に取り付け確度を変えることができます。
『GNソードⅡ(ロング/ショート)』
どちらも、差し替えなしで『ソードモード』から『ライフルモード』への変形が可能となっています。
GNソードⅡ(ロング)は、フォアグリップを展開することで両手持ちも可能となります。
GNソードⅡ(ショート)は、刀身の先端側を取り外し、ケーブルを取り付けることで射出状態を再現できます。
GNソードⅡ(ロング/ショート)は、それぞれサイドスカートにマウントが可能となっています。
『GNバスターソードⅡ』
差し替えなしで『ソードモード』から『シールドモード』への変形が可能となっています。
裏面のシールドモードで使用するグリップは、展開して手に握らせることができます。
ソードモードで使用する柄をスライドさせて引き伸ばすことや、各部の展開が可能となっています。
シールドモードでは、上腕部の接続穴にジョイントを差し込み、展開したグリップを握らせて装備させます。
肩部へのマウントは、GNバスターソードⅡの中央部をスライドさせ、スラスターコーンにある接続穴に差し込んで取り付けます。
ダブルオーガンダムがセブンソードを装備した状態。
膝アーマーが青に変わり武装も取り付けたことで、色合いも含め、よりバランスが良くなった感じがします。

GNバスターソードⅡを肩部にマウントした状態でも、アームがダイキャストなので今のところ重さに負けてしまうようなことはありませんでした。。

続いて本商品オリジナルとなる、ダブルオーザンライザー セブンソードの状態を見ていきます。

ダブルオーザンライザーにセブンソードを組み合わせた状態。
さらに別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属するGNソードⅢを装備させています。
これでもかというほどの武装を装備した、まるでハリネズミのような状態でボリュームがとてつもないことになっています。

最後にアクションポーズをいくつか。

GNバスターソードⅢはダブルオーガンダム本体の全高を超える大きさの武装ですが、軽い作りなので保持は問題ありません。
ザンユニットのアームを展開し、武器を持たせて構えることもできます。
ダブルオーザンライザーの状態では、ポージングさせる際にザンダブルオーガンダム以上にGNドライブへの干渉をうまく逃がしてあげる必要があります。
GNバスターソードⅢは、もちろん合体させた状態でも持たせることができるようになっています。
ダブルオーザンライザーの状態でも、ザンユニットのアームは展開可能です。
セブンソードの状態は他の形態に比べて干渉が少ないので、ポージングの自由度が高いです。
ダブルオーガンダム本体の肩には引き出し機構があるので、GNソードⅡ(ロング)ライフルモードを両手で構えることも可能です。
GNソードⅡ(ショート)の先端を射出した際のワイヤーはリード線で再現されているので、自由に動きをつけることができます。
別売りの『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ダブルオーライザー+GNソードⅢ』に付属するジョイントを使用して、通常のGNソードⅡ同様に連結させることができます。
GNカタール専用の手首があるので、しっかり保持することができます。
GNバスターソードⅡは片手での保持はさすがに難しいですが、両手であればどうにか保持することができました。
可能な限りの武装を装備した状態。
さすがに各部の干渉が激しいので、ポージングは限定されてしまいます。

以上、『METAL ROBOT魂 [SIDE MS] ザンライザー+セブンソードパーツセット』のレビューでした!

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