NXEDGE STYLE [MS UNIT] ペーネロペー【レビュー】

2021年7月31日に発売した『NXEDGE STYLE [MS UNIT] ペーネロペー』のレビューです。

※『NXEDGE STYLE [MS UNIT] Ξガンダム』と同時発売になります。

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一般販売で、価格は7,040円(税込)になります。

ペーネロペーは、小説や今年映画化された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するモビルスーツで、主人公である『マフティー・ナビーユ・エリン(ハサウェイ・ノア)』を捕らえるべく地球連邦軍の対マフティー部隊に配備され、同部隊に所属するテストパイロットの『レーン・エイム』が搭乗します。

型式番号は『RX-104FF』、素体である『オデュッセウスガンダム』に、『FF(フィックスド・フライト)ユニット』という高機動戦闘用のオプション装備を装着した状態を『ペーネロペー』と呼称します。

Ξガンダムと同様に『ミノフスキー・フライト・ユニット』を内蔵しており、大気圏内を単独で飛行することが可能となっています。

こちらの商品は、映画化した際に『カトキハジメ』氏によって新たにデザインされたものを基に作られています。

それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面はアクションポーズをとった本商品のデジラマ画像が載っています。
裏面は一部透明なフィルムとなっていて、実際の商品が見えるようになっています。
上面にはブランドのロゴが、下面にはアクションポーズを決めた製品画像が載っています。
側面には立ち姿の商品画像と
反対の側面にはアクションポーズや、オデュッセウスガンダムの状態の製品画像が載っています。
ちなみに同時に発売した Ξガンダムの箱と比べると、正面は1.5倍ほど大きく
側面から見ると2倍ほどの厚みがあります。

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続いて本体以外の付属品を見ていきます。

交換用手首と各種武装が付属しています。
  • 交換用手首 × 2 ※開き手首(左/右)
  • ビーム・ライフル × 1
  • コンポジット・ウェポン・ユニット × 2
  • ビーム・サーベル刃 × 2

続いて本体を見ていきます。

※コンポジット・ウェポン・ユニットは取り付けています。

デフォルメされた頭身になっても、圧倒的なボリューム感があります。
残念ながら、高速飛行を可能とする『フライト・フォーム』への変形ギミックはありません。
頭部前方に伸びたセンサーや背部のテール・スタビライザーにより、前後はかなりの長さがあります。
今までのガンダムタイプにはない、独特なデザインをしています。
胸部アーマーや肩アーマーの一部に金メッキが使われています。
頭部を覆うパーツには銀メッキが使われている個所があります。
背部のテール・スタビライザーは、上下に大きくスイングさせることができます。
足が大きく側面にはランディングギアもあるため、ボリュームのあるボディですが安定して自立させることができます。
膝下には脚部ミノフスキー・クラフトを装着しているため、膝はあまり曲げることができません。

続いて武装を取りていきます。

『ビーム・ライフル』
色分けは最小限で、エネルギーパックの取り外しはできません。
『コンポジット・ウェポン・ユニット』
ビーム・サーベルの刃を取り付けることができます。
ビーム・キャノンやミサイルの展開ギミックはオミットされています。
ビーム・ライフルを持たせると、肩アーマーと干渉しやすいです。
映画の劇中で発光していた肩アーマー内部のパーツも、金メッキになっています。

続いてオデュッセウスガンダムの状態を見ていきます。

全身に装着した FFユニットを取り外すことで、一気にスリムなスタイルになります。
パーツを外しても身体が細すぎるといったことはなく、バランスはとれていると思います。
オデュッセウスガンダムでは脚部のランディングギアを跳ね上げますが、裏の肉抜きが目立ちます。
FFユニットのパーツは各部の接続穴に差し込んでいるだけなので、取り外しも取り付けもそこまで苦労はしませんでした。
ペーネロペーの状態では隠れていた胸部のダクトも金メッキになっています。
FFユニットを装着していたときには見えなかった後頭部も見ることができます。
下半身は FFユニットのパーツがなくなることで、白を基調としたシンプルな配色になります。
足の付け根にある脚部裏のバーニアや側面のダクトは、簡素な作りとなっています。
大きな肩アーマーがなくなったので、ライフルも干渉せず持たせることができます。
FF ユニットを取り外すことで、一気にガンダムタイプらしくなります。

先日レビューした Ξガンダムと並べて撮影してみました。

頭部アンテナまでの高さで比較するとそれほど違いはないですが、全身に装着している FFユニットの分、ペーネロペーのほうが一回り大きく見えます。

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最後にアクションポーズをいくつか。

股間部に接続穴があるので、別売りの魂STAGEを使用してディスプレイすることができます。
ビーム・サーベルの刃は2本あるので、両腕からビーム・サーベルを発振している状態にすることもできます。
同時に発売した Ξガンダムのビーム・サーベルと比べると、こちらのほうが先端は尖っています
色々と干渉する部分が多いのと、FFユニットのパーツが取れやすいので、動かしていると多少ストレスがあります。
FFユニットがなくなることで干渉する部分が一気に減るので、ライフルに手を添えるようなポーズもできるようになります。
ペーネロペーの状態ではあまり動かせなかった頭部も、しっかりと横に向けることができるようになります。
パーツの干渉が減り可動域が広がるので、圧倒的にオデュッセウスガンダムのほうが動かしやすいです。
同時に発売した Ξガンダムも使用して、映画の劇中で2機がビーム・サーベルで切り結んでいるシーンを再現してみました。
デフォルメされた頭身なので全く同じとはなりませんが、それっぽく見えるのではないでしょうか。

以上、『NXEDGE STYLE [MS UNIT] ペーネロペー』のレビューでした!

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