ROBOT魂 [SIDE AB] ヴェルビン(ナの国近衛騎士団長仕様)【レビュー】

2019年7月に発売した『ROBOT魂 [SIDE AB] ヴェルビン(ナの国近衛騎士団長仕様)』のレビューです。

先日から始まった『魂ウェブ商店新春特別抽選販売2022』の対象アイテムとなっていたので、せっかくなのでレビューしていきたいと思います。

プレミアムバンダイ限定販売で、価格は9,900円(税込)になります。

ヴェルビンは、模型雑誌で連載されていた『AURA FHANTASM』に登場するオーラバトラーで、テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』で主人公の『ショウ・ザマ』搭乗する『ビルバイン』をリデザインした機体となっています。

ビルバインのような可変機構はなく、基の機体色はビルバインの夜間迷彩仕様のような落ち着いた色合いをしていますが、本商品では『ナの国近衛騎士団長仕様』ということで、通常のビルバインに似た赤や白を基調とした配色になっています。

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それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面にはアクションポーズを決めた製品画像が載っています。
裏面には機体や本商品の説明が載っています。

続いて本体以外の付属品を見ていきます。

武装に交換用手首、背中に取り付ける羽などが付属しています。
さらにデザイナーである『出渕裕』氏イラストのカードが付属していました。
  • 交換用手首 × 4 ※開き手首(左/右)、武器用手首、ポーズ用手首
  • フィンパーツ × 1
  • 羽 × 2
  • オーラ・ソード × 1
  • 鞘 × 1
  • ディスプレイ用ジョイントパーツ × 1

続いて羽などを取り付けて本体を見ていきます。

ビルバインと違った、有機的かつ各部のシャープな造形など、出渕裕氏のデザインが忠実に再現されています。
背面はビルバインにあったウイングがなくなっており、その代わりオーラ・コンバーターの数が増えています。
背面には大きなオーラ・コンバーターがありますが、自立は特に問題ありませんでした。
右側のオーラ・コンバーターには、オーラ・ソードを収納する鞘がマウントされています。
ビルバインと比べて、より洗練されたデザインとなっている頭部。
胸部など、各部にあるエングレービングも綺麗に塗装されています。
特徴のある大きな前腕部の装甲。
先端の爪もシャープに作られています。
二重構造となっている太腿のアーマーなど、複雑な構造もしっかりと再現されています。
太腿の側面から出ているチューブ状のパーツは、軟質素材なので可動を妨げることはありません。
足の裏にも生物的なディティールが施されています。
羽は本物の昆虫のようなリアルな造形となっています。
オーラ・コンバーターの内側もしっかり造形されています。
オーラ・ソードを収納する鞘にもエングレービングが施されています。

続いて本体の可動とギミックを見ていきます。

頭部の付け根はボールジョイントで可動。
首の付け根にも軸での可動があるので、これにより顔を上に向けることが可能になっています。
胸部のカバーやキャノピーは開閉可能で、コクピットも確認できるようになっています。
腕部の付け根は軸での回転とスイングが可能となっており、肘は90度以上曲げることができます。
上腕部と前腕部は軸で回転が可能となっており、手首はボールジョイントで可動します。
上半身の付け根はボールジョイントで可動が可能となっていますが、形状的にほとんど左右に回転させたり捻ったりすることはできません。
腰はあまり前には曲げることができず、後ろには画像くらいには反らせることができます。
太ももとは大きく持ち上げることができ、膝も90度以上曲げることができます。
足の爪は全て独立して可動させることが可能です。
脚部の付け根は軸での可動となっており、大きく足を開くことができます。
太腿にあるアーマーの付け根はボールジョイント、足首もボールジョイントとなっていますが、形状的にほとんど動かすことができません。
背面中央のフィンは上下にスイングが可能。
オーラ・コンバーターや羽は、全て付け根がボールジョイントとなっています。

続いて武装を取り付けていきます。

『オーラ・ソード』
ビルバインのシンプルな造形のオーラ・ソードと比べて、鍔や柄に細かく装飾が施されています。
オーラ・ソードは専用の手首があるので、しっかりと保持することができます。
もちろんオーラ・コンバーターに取り付けられた鞘に納めることも可能です。

最後にアクションポーズをいくつか。

足首の可動範囲はいまいちですが、足の爪が独立して動かせるので、大きく脚を開いても自立は可能となっています。
立膝姿勢が可能なので、コクピットからの昇降シーンも再現することが可能です。
股間部にある接続穴に専用のジョイントを取り付けることで、別売りの魂STAGEなどを使用してディスプレイすることが可能です。
武器用手首は右手しかないので、左手は開き手首を使用すれば両手持ちのように見せることもできます。
一部を除き、基本的には全身が良く動くので、色々なアクションポーズをとらせたくなります。
左手は握り手首、開き手首、ポーズ用手首と3種類あるので、アクションポーズの幅が広がります。
欲を言えば、オーラ斬りのエフェクトパーツもあれば嬉しかったですね。

以上、『ROBOT魂 [SIDE AB] ヴェルビン(ナの国近衛騎士団長仕様)』のレビューでした!

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