ROBOT魂 [SIDE AB] サーバイン(AURA FHANTASM)【レビュー】

2022年2月に発売した『ROBOT魂 [SIDE AB] サーバイン(AURA FHANTASM)』のレビューです。

プレミアムバンダイ限定販売で、価格は8,800円(税込)になります。

サーバインは、模型雑誌で連載されていた『AURA FHANTASM』に登場するオーラバトラーで、劇中で主人公『シオン・ザバ』搭乗する機体です。

テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場した、主人公機の『ダンバイン』のプロトタイプともいえる機体ですが、性能はダンバインを凌駕しています。

今回は『AURA FHANTASM』版ということで、OVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』で登場したサーバインが過去に発売されていますが、こちらとは細部の造形が異なっています。

関連記事:レビュー『ROBOT魂 [SIDE AB] ゼルバイン』
関連記事:レビュー『ROBOT魂 [SIDE AB] ヴェルビン(ナの国近衛騎士団長仕様)』
関連記事:レビュー『ROBOT魂 [SIDE AB] スカルマ』

それでは早速見ていきたいと思います!


まずはパッケージから。

正面にはアクションポーズを決めた製品画像が載っています。
裏面には本商品の説明や機体の解説が載っています。

続いて本体以外の付属品を見ていきます。

武装に交換用手首、背中に取り付ける羽が付属しています。
  • 交換用手首 × 5 ※開き手首(左/右)、武器用手首(ソード用右)、武器用手首(シールド用左)、ポーズ用手首(左)
  • 羽(大/小) × 各2
  • オーラ・ソード × 1
  • シールド × 1

続いて本体に羽を取り付けて見ていきます。

ダンバインのプロトタイプにあたる機体で、ダンバインと比較して生物的な造形となっています。
OVA版と比べると、機体色はダンバインに近い色になっています。
OVA版と比較して、生物的な造形となっている部分が増えています。
背部にはオーラ・コンバーターが接続されていますが、自立は問題ありませんでした。
小さい頭部ですが、眼や額のエングレービングなど、綺麗に塗装されています。
襟や胸部中央にもエングレービングが施されています。
右肩アーマーにはマーキングが施されています。
肩アーマーの内側もしっかりとモールドが施されており、チューブ状の部分は軟質素材になっています。
腰部前面にもエングレービングが施されています。
足は鳥類を思わせる生物的な造形となっています。
足の裏までしっかり造形されています。
本物の昆虫の羽のようなリアルな造形となっています。
オーラ・コンバーターの内側も、生物的な造形がしっかりと再現されています。

続いて本体の可動とギミックを見ていきます。

頭部の付け根はボールジョイントで接続されており、首の付け根には軸可動があるので、これにより頭部を前方に突き出せるようになり、上下の可動範囲が広がります。
腕部の付け根は軸可動でのロールとスイングが可能となっており、肘は90度以上曲げることができます。
上半身の付け根はロールが可能です。
上腕部や前腕部の付け根にもロール軸があり、手首はボールジョイントで接続されています。
上半身は前後に倒すこともできますが可動範囲は広くなく、前方にはこの程度。
後方にもそこまで大きく上半身を反らせることはできません。
上半身は左右に傾けることもできるようになっています。
脚部の付け根は軸可動でロールとスイングが可能で、大きく脚を広げることができます。
太腿は大きく上げることができ、膝は180度近く曲げることが可能です。
太腿にあるアーマーはボールジョイントで接続されています。
足首には引き出し機構があります。
接続はボールジョイントとなっており、足の爪は全て独立して可動することができます。
羽やオーラ・コンバーターの付け根はボールジョイントで接続されており、ある程度自由に向きを変えることができます。
胸部のカバーやキャノピーは開閉可能となっており、コクピットも確認できるようになっています。
前腕部の先端にある爪も、スイングが可能となっています。

続いて武装を取り付けていきます。

『オーラ・ソード』
OVA版のシンプルな直刀とは形状が異なり、曲線的な装飾が施された凝った形状になっています。
『シールド』
OVA版にはない、新規造形のシールドが付属しています。
裏面にもしっかりモールドが施されており、グリップはボールジョイントで接続されています。
オーラ・ソードはシールド裏面に収納することができるようになっています。
OVA版にはない、本体の全高を超える大きなシールドは存在感がありますが、本体に持たせてみても違和感なく纏まっています。
オーラ・ソードやシールドには専用の手首があり、しっかりと保持することができます。
ただ、シールドのグリップは手持ち部分が細いので、折らないように注意が必要です。

最後にアクションポーズをいくつか。

スタイリッシュなデザインなので、シンプルなポーズでもカッコよく決まります。
脚部は足を包み込むようなデザインをしていますが、足首の引き出し機構によりしっかり接地させることができます。
立膝姿勢が可能なので、コクピットからの昇降シーンも再現することが可能です。
股間部にある接続穴に別売りの魂STAGEなどを接続することで、飛んでいる状態でのディスプレイが可能です。
全身が良く動くので、色々なアクションシーンを再現することができます。
交換用手首が豊富なので、アクションポーズの幅が広がります。
シールドは大きく重さもそれなりにありますが、各関節部がしっかりしているので、今のところ腕が勝手に下がるといったことはありませんでした。

以上、『ROBOT魂 [SIDE AB] サーバイン(AURA FHANTASM)』のレビューでした!

関連記事:レビュー『ROBOT魂 [SIDE AB] ゼルバイン』
関連記事:レビュー『ROBOT魂 [SIDE AB] ヴェルビン(ナの国近衛騎士団長仕様)』
関連記事:レビュー『ROBOT魂 [SIDE AB] スカルマ』